2024年10月メディア

2024年10月5日

💠説教題:イエスの死

💠説教者:佐久間典臣

💠聖 句:ルカ23:44〜56

 

イエスは十字架で死にます。その時、聖所と至聖所を隔てる幕が真っ二つに裂けました。その意味と最後のイエスの御言葉を考えます。そして、キリストの死後にアリマタヤのヨセフのしたこと、ガリラヤから来ていた婦人たちの様子、こうしたことを検証してみましょう。

2024年10月12日

💠説教題:復活

💠説教者:佐久間典臣

💠聖 句:ルカ24:1〜12

 

イエスの復活は、弟子たちにも理解できないことでした。しかし、この復活こそがキリスト教を生み出した力なのです。それが証拠に、日曜礼拝が始まります。毎週、復活を祝っていたのです。今では、イースターの日の一年に一回になってしまいました。しかし、復活を毎週祝う意味はありました。昔の教会では、「復活節の疑い」と言う言葉があったそうです。復活を疑ったのではなく、死を疑ったのです。死は恐ろしいもので、死んだらおしまいで、死にとらえられた者は二度と生きることができなかったのです。それが、イエスが復活したことで、死を打ち破ってしまいました。死はそれほど確かなものではなかった、と死を疑うようになったと言うのです。そればかりか、「復活節の高笑い」というのもあって、初期には土曜の夜から復活祭の礼拝をして日曜日の朝に終わる時に、会衆一同が高笑いをするというのです。復活の意味をしっかりと受け取り、キリストが本当によみがえった、そのことを思うと笑みがこぼれ、しまいには大笑いしてしまったということです。礼拝に中でこれほど愉快なことはありません。この笑いが私たちにも起こることを期待します。

2024年10月19日

💠説教題:目が開かれる

💠説教者:佐久間典臣

💠聖 句:ルカ24:1〜12

 

エマオへの途上、と言われる聖書箇所を学びます。復活を信じられなかった弟子たちにイエスは現れます。しかし、見ても目が閉ざされていて初めは相手がイエスであることに気が付きません。わたしたちも、霊的な意味で目が閉ざされていないか確かめる必要があります。また、目が開かれた後に、彼らの行動はイエスとの出会いがどれほどの喜びであり、仲間に一刻も早く伝えないではいられなかったことを表しています。