2024年12月メディア

2024年12月1日

💠説教題:良い贈り物は天から

💠説教者:佐久間典臣

💠聖 句:ヤコブ1:9〜18

 

ヤコブ書を読み始めると、クリスチャンが理解しておかなければならない大事なことが書かれています。それは、教会でよく聞く試練の問題です。元々の言語は、二つの異なった意味を持つ言葉が使われているのです。それは、試みるという意味と誘惑するという意味です。つまり、信仰者にとって、神様のテストを受けて合格するという対応をするのか、それともその試練に耐えられずに不信仰の誘惑にさらされるということです。こうしたことが、昔からあって、教会に残る者と去る者に分かれてしまうのです。信仰によって得るものは多いのですが、ヤコブ書から考えてみましょう。

2024年12月7日

💠説教題:御言葉を行う者

💠説教者:佐久間典臣

💠聖 句:ヤコブ1:19〜27

 

ヤコブ書は、確かにパウロにない、しかもクリスチャンが知るべきことをちゃんと教えています。今日の箇所もクリスチャンは自身の信仰を正しいものにする力があります。考えながら読んでみましょう。

2024年12月14日

💠説教題:憐れみは裁きに勝つ

💠説教者:佐久間典臣

💠聖 句:ヤコブ2:1〜13

 

 「人を分け隔てしてはならない」との意味を考えてみましょう。教会の中で、身分や貧富の差で相手を差別することを戒めています。教会が互いに愛することを掟としているのに、相手によって態度を変えるのは掟破りとなるのです。この世は肉欲で人間関係ですらランクをつけたりしますから、そうした「肉」の問題は教会に持ち込むことが禁じられているはずです。それは、私たちがキリストと結ばれて、ちょうど結婚したご婦人が苗字を夫のものに変えることと同じに、キリスト者(クリスチャン)と呼ばれていることから、キリストがした通りに、「隣人を自分のように愛しなさい」という律法を実践しなければならないということです。

2024年12月22日

💠説教題:クリスマスの贈り物

💠説教者:佐久間典臣

💠聖 句:マタイ2:9〜13

 

 クリスマスは、神様が独り子のイエス様を私たちの救いのために与えてくださった、天からの贈り物であるイエス様の物語のことです。東方から来た博士たりは、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げました。神様はイエス様をお与えになられたので、他のものは何でも与えることができます。私たちのために、神様は恵みで周りを取り囲んでおられるのです。私たちもイエス様のために自分を献げたいですね。

2024年12月28日

💠説教題:信仰と行い

💠説教者:佐久間典臣

💠聖 句:ヤコブ2:14〜26

 

 クリスチャンにとって、はっきりしておきたい信仰と行いの問題を扱います。ヤコブとパウロの考えが異なっていると考える人がいますが、実はそうではなく、同じ考えでなのです。そのことをはっきりさせるために、説明いたします。この問題を正しく理解しておきましょう。