2025年1月メディア

2025年1月4日

💠説教題:言葉の過ち

💠説教者:佐久間典臣

💠聖 句:ヤコブ3:1〜12

 

教師の裁きは他の人より重い、という話から始まります。現代でも、教会に青年がいれば、牧師に憧れることがあります。しかし、神様の召命がなければ、誰も自分勝手に牧師にはなれません。もし、牧師になっても、すぐに続けることができなくなります。新約時代の教会では、教師になりたがる人が多く出たそうです。彼らは、ユダヤ人でラビのことを知っていました。ラビは、両親よりも尊ばなければならなかったのです。高い地位と名誉が与えられていました。それとキリスト教の教師を混同したのです。それで、教会で偉くなりたいという人たちが安易に教師になりたがったのです。今日の教会は、どうでしょうか。舌の問題も含めて考えてみましょう。

2025年1月11日

💠説教題:天からの知恵肉の知恵

💠説教者:佐久間典臣

💠聖 句:ヤコブ3:1〜12

 

教会の抱える問題の中で、偽教師問題があるとヤコブは語り出し、ここではこの世的な嫉妬や党派心で教会に混乱を引き起こす者の問題を明らかにしています。私たちも人間なので、社会であっても醜い人間の心の現れがトラブルを引き起こし、そのコミュニティーを混乱させることを知っています。それが、教会でも起こるのは、知恵の問題であるということから、上からの知恵とは何かを学びます。

2025年1月18日

💠説教題:悪魔を追い出せ

💠説教者:佐久間典臣

💠聖 句:ヤコブ4:1〜10

 

 教会の中に起こる問題の本質をヤコブは見抜いていて、未だ肉のままクリスチャンとして教会にいる人の中に、欲望を抑えることができずに自分の内から出る情念のように、醜いものが出てきてしまう、という人たちがいました。それを反面教師にして今日の教会で、同じ過ちを犯さないようにしなければなりません。また、神様が自分のために助けてくださるお方である事を覚えて、神様にすぐに頼ることを「神に近づきなさい」との御言葉から考えてみましょう。

2025年1月26日

💠説教題:なせる善を知りながら

💠説教者:佐久間典臣

💠聖 句:ヤコブ4:11〜17

 

 ヤコブ書に書かれていることは、どこの教会でも真剣に受け取る必要があります。キリスト教はイエス・キリストを信じて救われておしまいではありません。そこから新しいことが始まっています。教会に所属することも偶然ではなく、神の摂理です。パウロの言う通り、キリストを頭として一つの体を構成しているのが、私たち個々のクリスチャンです。それぞれに役割があるのです。この仕組みを成立させているのは、キリストの新しい掟「互いしに愛し合いなさい」の遵守にあります。ところが、人間には相性がありますし、その時々の事情もあります。それに、人間の器の大きさも関係してきます。党派心を持って自分の派閥を作ろうとするような人もいれば、名誉とか肩書きを欲しがる人もいます。そうした人が肉の人だと言ったところでどうしようもありません。実際に、教会が荒れたり、愛が無く、行きたくない場所になってしまうことだって起こるのです。ですから、クリスチャンとしてやってい事といけない事の区別ぐらいはつけなければなりません。ヤコブの言葉から考えてみましょう。