2018年 メディア

2018年1月6日

🔶説教題:忍耐と慰めを学ぶ

🔶説教者:佐久間典臣

🔶聖 句:ローマ15:1〜6

 

人が個性的で皆それぞれ違っていることは、誰でも知っていることです。そのような人間が信仰を持つと同じ教派出会っても一つの教会であっても、パウロの言うところの「強い者」と「弱い者」に分かれてしまうために、そこに問題が発生してしまうことがあるのです。しかし、教会は互いに愛し合い、励まし合うところなのです。もし、宗教の伝統やタブーに対して自由な人は、そうでない不自由な人を見下してはいけないのです。それどころか、信仰の未熟さがそしりを招いた時に、それを自らのものとして、カバーするぐらいの度量の大きさこそが必要なのです。信仰者は互いに信仰の中身をキリストのそれと同じにするために、互いに建て上げて行くことが求められているのです。そのような関係があれば、信仰を保って行けるのです。

2018年1月13日

🔶説教題:ユダヤ人と異邦人の福音

🔶説教者:佐久間典臣

🔶聖 句:ローマ15:7〜13

 

 ローマ書の本論がいよいよ最後のまとめに入りました。パウロは、ここで大切なことを教えてくれます。実際に聖書を読みながら結論を吟味しましょう。そして、パウロが説いてきた福音を正しく理解しましょう。自分自身の信仰感にも影響を与えるパウロの言葉に、きっとあなたも考えさせられるでしょう。

2018年1月20日

🔶説教題:聖なる供え物

🔶説教者:佐久間典臣

🔶聖 句:ローマ15:14〜21

 

異邦人のための使徒パウロは、ローマ書の終わりに近づき、福音を覚えている人としてこの手紙をローマの信徒へ送ったことを述べる。そして、彼らを聖なる供え物として献げる役目として祭司という言葉で自分の役割を説明している。そこから、私たちが福音を本当に理解したら、その上で信仰によって義とされていくならば、最後にはどうなるのか知る事ができる。私たちが聖なる者となれるのは、もっぱら聖霊の働きによるのだ。ここまでくるとパウロの主張が何であったのか理解できると思う。そして、そこから自分の信仰者としての生き方も見えてくるだろう。

2018年1月27日

🔶説教題:祈りの答え

🔶説教者:佐久間典臣

🔶聖 句:ローマ15:22−33

 

 パウロはイスパニアへ行きたかった。そして、そん途中で何度も試みては主に妨げられたローマに寄りたかった。その前に、エルサレムへ行く必要があった。それは、異邦人から集めた義捐金をエルサレムの貧しいユダヤ人キリスト者へ渡したかったからだ。エルサレムでクリスチャンになることは、仕事を失うことを意味していた。それで、貧しいユダヤ人の信徒たちがいた。このパウロの話は、使徒言行録に記録と共に読み解く必要がある。一緒にパウロが何をしたか見てみよう。